壷坂霊験記; 傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段 ;秋のもよおし

violin99jp2004-10-11

徳島城内で
阿波人形浄瑠璃の小屋公演が第二回目としてありました。
西国寺33寺で有名な、奈良県の壷坂寺でのはなし。
「壷坂霊験記」の二幕「壷坂霊験記 沢市内の段」「壷坂霊験記 山の段」」を始めてみました。
・沢市(目の見えない夫)の誤解と内儀のひそかに隠れた信心、愛情あふれる生活の話し
・山で谷に飛び込み、後を追う妻、観音様が二人の信心により、復活させる話し。
西国寺33寺周りもすまし、奈良県の壷坂寺で内容を知っていたので。興味がわいた。
 また、「傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段」も始めてみた。追われている父は、知らずに過
って娘の巡礼お鶴を殺してしまい、夫婦の悲しみあふれる段であった。

秋の夕暮れの城内、小雨がパラパラとあったが、滝の流れ込む池に小屋がけの舞台のかがり火をつけての設定であった。よかった。主催者に感謝する。盛会をさらに願いたい。
デジカメで取りこみができて紹介できるかな